フランス - 内訳
場所：フランス南西部に位置するオスゴール。ビアリッツの北20キロに位置する小さな漁村で、毎年クイックシルバー・プロが開催される有名なサーフタウンでもあります。
予算: フランスは、私たちのヨーロッパのロードトリップの中で最も費用がかかった場所だったので、低予算の旅行をしているならお金を切り詰める必要があります。低予算の旅行者にとって、外食は死ぬほど大変なので、代わりにランチに自家製のバゲットを選びましょう。パンはこれまで食べた中で最高のパンで、しかも値段も手ごろで、パン屋で焼きたてならおよそ 0.90 ドル、スーパーマーケットでは 0.45 ドルです。トッピングや調味料も手ごろな値段です。さて、家のためにまとめ買いをするときは、オッサンゴーのメイン ストリップにある地元の雑貨店に行くという間違いをしないようにしましょう。そこはストリップにある唯一の雑貨店で、値段が非常に高く、私たちは他の選択肢を教えられる前に、この間違いを身をもって学びました。大手チェーンのスーパーマーケットは町から少し車で離れていますが、Lidl、Intermache、Aldi などは、大規模な買い物のためにわざわざ出かける価値が十分にあります。
一人旅で車やバンを持っていない場合、宿泊費は本当に高くつきます。プロツアーの時期になると料金が高騰します。オッセンゴールにはホステルが1軒ありますが、プロツアーの時期になるとピークシーズンで1泊約50オーストラリアドル、オフシーズンでも30オーストラリアドルと、非常に高額になることがあります。
食事場所:
地元のパティスリーはどれも絶品で、お店が並ぶメインストリート沿いに点在しています。焼きたてのクロワッサンは、今まで食べた中で最高のクロワッサンでもたったの 1 ユーロです。予算が限られている場合は、ジャムを添えたクロワッサンを 2 ～ 3 個買えば朝食にもなります。これらのパティスリーのパンも最高で、そこそこの大きさのバゲットも 1 ドル程度です。お金に余裕があれば、地元のデリで選んださまざまなものをバゲットに詰め込んでみましょう。外食には、Coolin のバーガー (ベジタリアンを強くお勧めします) とチップス、自家製ビール 1 パイントで 8 ユーロと、とてもリーズナブルです。地元のピザ レストラン Le Napoli でも素晴らしい食事を 2 回食べました。とてもリーズナブルな価格でボリュームたっぷりの料理を提供しています。
波：
皆さん、ビーチブレイクの天国を想像してみてください。ハワイにゴールデンマイルがあるなら、ビーチブレイクのゴールデンマイルはフランスが間違いなく持ち合わせています。オッサンゴールは、コート・ダルジャンと呼ばれる230kmの海岸線を誇り、グフと呼ばれる深い渓谷がここを貫き、世界クラスのビーチブレイクを生み出しています。オッサンゴールのビーチの魅力は、波の種類が豊富なことです。しっかりと準備を整え、コーンサーフィンに自信があるなら、ラ・グラヴィエールから始めるのがおすすめです。
ラ・グラヴィエール：オッサンゴールの長いビーチブレイクの宝石。宝石であると同時に、原石でもある。この波がうまく機能するには、あらゆるコンディションが完璧に揃う必要があるが、これはそうそう起こるものではない。しかし、万全のコンディションが揃った時は、ただ波に乗り、人生最高のバレルを堪能するだけだ。
レ・クル・ヌス：別名ベア・バムズとも呼ばれるこのバンクは、聞き覚えがないかもしれませんが、実はそうなんです。今年のクイックシルバー・プロ・オッセンゴール・コンテストのバンクが開催された場所です…そう、Aフレームのバレルが飛び散るバンクです。この地域で最も安定したバンクとして知られ、潮の流れや砂の状態によってターンとバレルのセクションがバランスよく組み合わさっています。
ラ・ノール：オッサンゴールのビーチの中でも、大きめのうねりが特徴的なビーチの一つです。オッサンゴールが激しいうねりに見舞われた時、ラ・ノールは最適なスポットです。最大5～6メートルのうねりが見られることで知られています。
レ・エスタニョ：オッサンゴールにある広大な四角い駐車場としても知られるこのビーチは、多くのバンパーティーやサーフィン後のドリンクの拠点となっています。オッサンゴール屈指のビーチブレイクスポットの一つで、常に賑わっていますが、人混みは比較的分散しているため、波に乗りやすいのが魅力です。ビーチは潮の満ち引きや砂浜の表情によって劇的に変化するので、事前に知識を蓄えておくと安心です。かつては無料のキャンプスポットでしたが、現在はキャンピングカーの駐車が禁止されています。ただし、違反者を摘発する制度はなく、罰金は通常11ユーロ、または立ち退きを命じられるだけです。近くには美味しいレストランや飲食店が数多くあり、地元のパン屋では最高のチョコレートクロワッサンが食べられます。
キャップバートン：オッサンゴールで最も写真に撮られるビーチの一つ。ラインアップには落書きだらけの第二次世界大戦時のバンカーが点在し、プリエネス山脈が完璧な背景を作り出しています。さらにオッサンゴールのバレルセッティングも充実しており、ビデオクリップのパートに最適な場所です。
ナイトライフ:
私たちの最初のAir BnBは、偶然にもThe Coolinから150メートルしか離れていなかったのですが、これは良いことでもあり悪いことでもありました。でも、気楽に過ごしたいなら、とてもおすすめです。The Coolinは、すべてが始まる場所。Hossengorが徐々にCoolinに人を集め始めると、その周辺も明るくなり始めます。一見、静かなパブは、あっという間に賑やかなバー/クラブナイトに変わり、周囲の店も同様に人でいっぱいになります。覚えておいてほしいのは、フランスは近隣のヨーロッパ諸国の多くと同様に、夜遅くまで営業しているということです。ですから、夜9時にどこかに到着して静かであっても、慌てる必要はありません。パーティーは遅く始まり、早く終わるからです。
クイックシルバー プロの開催期間中は、毎晩ヨーロッパから人々が押し寄せ、このクラブは満員御礼となりました。そこでは、親友に出会ったり、将来のフランス人妻を見つけたり、あるいは、二度と会うこともない、たとえ会ったとしても誰だか分からないような見知らぬ人たちに、6 ドルのビールを何杯も奢ってあげることに、予算のほとんどを費やすことになるかもしれません。
プロが本格的に盛り上がると、町（そしてクーリンズ）のインフラは対応しきれなくなり、人々が路上に溢れ出すまで車がひしめき合います。活気あふれるストリートパーティーが頻繁に開催され、レジェンドたちがスピーカーから十分なパワーを供給し、何時間も外にいて肩越しに踊り明かし、夜遅くまでパーティーが続きます。
他にも、プレイス・デ・ランダイにあるロックフードやディックス・サンドバーといったパーティースポットがおすすめです。どちらも活気があり、クーリンから徒歩圏内にあります。
ボルドー：波が穏やかな週末の休暇をお探しなら、ボルドーは良い選択肢です。ボルドーは近隣の都市で、パーティー好きの大学生で賑わっています。私たちは「iboat」というバー/クラブに行きました。そこは本物の船で、夜中過ぎにはすごくクールで盛り上がっていました。
ほかに何か？
良質のワインが好きな人（または、お酒をあまり飲まない人）なら、良質のワインと歴史あるシャトーで有名なサン・テミリオンのワイン産地をぜひ訪れてみてください。 こうした古き良きワイナリーを巡るツアーに参加するには、事前に予約が必要で、ふらっと立ち寄って最高級のワインをグラス一杯飲むだけでは済まないことを、私たちは身をもって体験しました。しかし、ふらっと立ち寄りたいだけの無知な一般の人でも利用できる場所はまだあります。
ピレネー山脈はフランスとスペインを隔てる山脈で、ツール・ド・フランスの競技場として有名です。ドライブは魔法のようで、1日か2日レンタカーを借りて、ゆっくりと楽しむ価値は間違いなくあります（お金に余裕があれば、すぐにでも行けます）。
2セント:
ヨーロッパでサーフィン巡礼を計画しているなら、オッセンゴールは間違いなくリストの一番上にあるはずです。ヨーロッパの長いロードトリップの中で、間違いなく（多くの有力候補の中でも）最高のハイライトでした。それだけで十分でしょう。私たちのその他の意見は以下の通りです。
- 早起きしましょう。フランス人は早起きではありません。プロが全プロ、全男性、そしてプロに付き添う全員がシュレッダーでいっぱいの時は、人混みから逃れるひとときが何よりも必要です。だから、昨夜の騒ぎで周囲の状況がどうであろうと、必ず起きてください。
- 持ち物には十分ご注意ください。誰もがサーフィンやパーティーのためにこの街にやって来るので、泥棒がそれを狙ってきます。友人のアパートの玄関先でレンタルバイクを盗まれ、180ユーロの損害を被りました。また、数年前には女子CTに参加している友人が車からサーフボードを全部盗まれ、借り物のボードでサーフィンせざるを得なくなったという話もあります。ですから、くれぐれもお気をつけください。
